2010年3月 2日
森林破壊の歴史
海の女王として栄えた中世のヴェネツィア共和国では、農業の他に海上貿易に必要な輸送船や艦船を建造するための木材確保
が重要だった。森林資源の枯渇が進むにつれて木材の確保に苦しむようになり、森林資源の保護や木材の使用を制限する法律
が出されるようになった。
ヨーロッパの産業革命と森林破壊
18世紀後半にイギリスからはじまった産業革命の背景の1つに森林破壊が関わっている。燃料として使用していた木炭の消費
により森林資源の枯渇が進み、代替燃料として当時はまだ扱いが困難だった石炭への転換が進められた。いわば必要に迫られ
ての技術革新が産業革命をおこすきっかけの1つとなった。
植林の取り組み
保全生態学の観点からは潜在的な(その場所のもともとの)植生や地理的な遺伝変異などを考慮した植林がなされるべきだが
、現在一般的に行われている事例ではそうしたことを意識すらされていない場合がほとんどである。また(林業関係以外の)
企業が行う植林にはいわゆる「環境に配慮した」活動をしていることにより企業イメージの向上を図るという側面もある。
コミュニティ
森林保全、特に開発途上国における森林保全の手段として、注目されているのが、地域コミュニティの住民参加を踏まえた草
の根民活の参加である。
森林は、伝統的には薪を初めとするバイオマスの供給源として世界各地で利用されている。国連食糧農業機関の推計した林業
統計では、開発途上国における木材生産の8割が薪炭生産で占められている。そこで、森林減少の大きな要因は、材木会社な
どが行う用材生産ではなく、薪採取であるとする見解もある。
しかし、開発途上国の現地住民が行う薪採取とは、樹木を伐採するのではなく、小枝を刈ることである。切られた枝は再び生
えてくるから、森林は再生可能な範囲で利用されている。そして、薪は木質バイオスの有効活用であり、煮炊き、調理、給湯
などに使われる再生可能エネルギーである。そして、薪を採取する里山、柴山、入会地は、ローカル・コモンズであり、住民
の管理の下に持続可能な利用が図られている。このように、森林が再生可能な範囲で利用する現地住民は、草の根民活として
、持続可能な開発に参加しているといえよう。したがって、森林の保全を図るには、現地で森林を利用している住民の参加を
ふまえて、彼らの労力、技能を生かして、森林を持続可能な形で利用し、管理することが、森林破壊を防ぐことに繋がると考
えられる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
森林破壊が進むと崖崩れなどの問題が多く出てくるようです。
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